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『アルスラーン戦記14 天鳴地動』
アルスラーン戦記14
昨日の今日ですが、『アルスラーン戦記』の新刊を読みましたので。
読み始めるとすいすい読んでしまうのは、やはり長い付き合いのなせる業か…。なんつって。

13巻で打ちひしがれて、キャラクターの生き死にについてはある程度覚悟していたつもりでしたが、14巻もある意味酷かったですねぇ。ストーリーというか展開というか、それ自体面白いのかどうかも判断出来ないでござるよ…。
私個人的にはですね、やはり蛇王だとか魔道士だとかっていうのが絡んできちゃうのが、この物語の残念なところなんだよなぁと思ってしまう訳で。
そんなん、今更過ぎるけども。

パルスとその周辺諸国のすったもんだ、個人の事情とお国の事情、出し抜いたり、やり返したり、それから大軍同士の戦いとか、惚れ惚れする様な剣や弓の技とか、そういうのが面白いのに、相手が蛇王一党で異形のやからと戦ったりしなきゃいけないってのはね、どうも面白くないし、スッキリしない。
第一そんなのと戦って、あっさり死んじゃうとか、「おい、十六翼将ぉ〜〜〜」と。

なんだろうねぇ、対等の戦い方をする相手じゃないから、仲間が死ぬのも納得出来ないのかねぇ。

それとやはり、なんだかんだで私はアルスラーンが好きだからさ、今回は彼が対蛇王においてヤラレっぱなしだったり、落ち込んだり、悲しんだりっていう展開ばかりだったってのも、読んでいて楽しくない理由のひとつなんでしょう。

激動のチュルクとミスルの件についてはあっけにとられました。
ヒルメスの三日天下…。この人、どうなるんだろう。このままどこぞで朽ちていくとも思えないけど、いっそそう書くのも田中氏っぽいとも言えるかも。

救いはラジェンドラが安定のラジェンドラだったことかな(笑)
導入がシンドゥラだったのでね、数年ぶりのアルスラーンだったけど、入って行きやすかったです。

あ、ダリューンがまったくブレずにいるのにはちょっと笑った。お主は相変わらずだのう…。
でもそこがダリューンのアイデンティティなのだ。そこ崩しちゃいかんよ。

ナルサスとアルフリードの関係もここへ来て少し変化が…?っていう所にはちょっと胸が高鳴った!でも田中氏だからなぁ、過度な期待はやめよう。あーあ、誰か生存と幸福を約束されている人はいないのか…。
 
本・小説 comments(0) - ノリアン
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