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『無限の住人』

無限の住人

先日『無限の住人』を観に行ったのですが、改めて木村拓哉という人はカッコ良くて魅力的だなぁと思った次第です。

漫画原作モノには興味を持ちにくいのでそれこそキャストに魅力がなければ足を運ばないのですけど、宣伝で観るたっくんがなかなか良かったのと、海老蔵くんと共演してるって事が決め手となり劇場へ。

 

観たから言うけど、あのTVCMじゃこの作品の凄さは全然伝わらないと思うぞ。

原作は全く存じ上げません。

そんな私は冒頭から驚くばかりで、嘘でしょ、これ普通はクライマックスにやる奴じゃないの?と瞬きするのも忘れるほどの迫力でした。完全に最初から掴まれちゃってたなぁ。

 

そのシーンだけでも、これは今まで見た事ない木村拓哉だと確信する。

目を背けずにチャンバラ(グロめのシーンもあり)を観られる人なら、大画面で観た方がいい。

 

ストーリーはさほど複雑ではないので、単純にアクションと、万次と凜のやり取りを楽しむ事が出来ると思います。万次のぶっきらぼうな優しさ、割とこぼしがちなボヤキに思わず頬が緩みました。

 

おっさんが少女の用心棒。それだけで半ば成功している様な作品ではありますが、そこに「死ねない身体」という苦みが加わっているので、強い。

しかも傷の痛みも苦しみもある訳だからね。

 

その苦みの部分は海老蔵くんが演じた閑馬という人物によっても描かれていて、彼なんて番宣で観た時と180度印象違いましたから。

どんな人物なのかなんて知らずに観てたのに、出て来ただけで「只者じゃない感」が出てる。その「只者じゃない感」というのは、「大金持ち」とか「大物政治家」とか、あるいは「悪意に満ちた快楽殺人者」などというものではなく、何というか、仙人ではないけれど、半分人間では無い様な…そういう「ただならなさ」なのでした。

 

不死身同士の二人の斬り合いが、文字通りのそれで、斬らせ合いと言ってもいい程で凄絶なんだけど、なるほどこうなるのか…と、どこかで感心している自分がいてちょっと不思議な気分。

 

アクションは戸田恵梨香ちゃんも素敵だったわー。強くて美しくて哀しかったわー。

綺麗な脚に目が釘づけでゴメン。

 

それと音尾くんもとある役で主演してますので!

出て来た時「ひゃっ!」って声出そうになった(笑)。

 

万次の事は当然この先の未来について考えてみてもあまり明るい気分にはなれないんだけど、それでもこの作品ではキリ良く爽快さすら感じる終わり方をしてくれているので、満足度は高いです。

 

いかにも漫画じみた外見の人物が出て来てしまうのが残念に思える程でしたが、でもあれはそうあるべきなのかも知れないし、その辺は私には判断がつきません…。そりゃそもそもファンタジーなんだけどさ。

 

とにかく万次を、木村拓哉を見よ!と言いたい映画でした。

 

「死ねる…のか?」からの、「…死ねねぇか」の万次が、一番忘れられないなぁ。

 

TV・映画・舞台 comments(0) - ノリアン
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