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『子供の事情』

子供の事情

この夏、新国立劇場で上演されていた三谷幸喜作・演出の舞台『子供の事情』が、本日千穐楽を迎えました。洋ちゃんが出演の舞台なら是が非でも観たい。『ベッジ・パードン』や『ドレッサー』の時の様に何度でも。そう思ってはいても今回はいつもにもまして激戦。

 

ファンクラブで1公演だけ確保出来て、あとは何とかB席で1公演ゲット。

計2公演、座席の格差がハンパ無かったですが、どちらもそれぞれ楽しめました。

『子供の事情』はそのまま三谷さんの小学校時代(10歳)をモチーフにした、子供達しか出て来ない群像劇。三谷さんらしいギャグ満載で、登場人物達はそれぞれ出オチに近いし、まさかのミュージカルテイストが突然繰り広げられて度肝を抜かれ、基本的には笑いっぱなしでした。

 

ある程度の引き出しの多さや余裕のある役者さん達が演じているから成り立っているよなーという事は痛いほど感じましたけどね(苦笑)。

 

でも私はこの作品大好き。子供の時はそれなりに重大なものを抱えて生きていたっけなぁってしみじみしたり、むしろ今の方が「大した事ではない」と知ってしまった事でいい加減になりがちだよなと気付いたり。

私のクラスにも「どて」みたいな子がいたし、「姫」の様に子役としてドラマに端役で出演してた子がいたなんて事も30年ぶりくらいに思い出しちゃったりもして、なかなかに掴まれるものがありました。

 

つまるところ三谷さんのノスタルジーにつき合わされた様なもんだな、なんて最初は思っていたんだけど、よく考えたらしっかり自分にも重ねて観ちゃってたのねぇ。

 

そしてあんなに笑って(時々キュンとして)観ていたのに、ラストの演出で突然観客は突き放されるの。まるで時が止まった様に、教室という水槽の中で永遠に10歳のままの子供達が、手の届かないところへ遠ざかって行く。

 

あぁ、私だってあそこにいたはずなのにな。

私の様に切なくなってしまった人、他にもきっといるはず。

 

基本的には笑って楽しめる舞台だから『ドレッサー』の時の様な感動はしなかったけれども、私は楽しかったです。2回観られて幸せでした。

 

『子供の事情』はなんやかんやでWOWOWさんで観られる可能性が高いので(収録したし)、後で映像で観られるという余裕みたいなものがあるのもありがたい。ノーマンにはそれが無かったからよりのめり込んだってのがあるかも。

 

一応今のところ10月放送予定らしいです。

WOWOWさん解約出来ないなー。

 

TEAM NACS comments(0) - ノリアン
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